死別からの再婚、どうすれば幸せになれるのか?

死別からの再婚

死別と離別に違いはあるの?

「死別したといっても、パートナーと別れたという点では離婚と一緒でしょ?」

時に離別と死別を同じように考えていらっしゃる方がいます。もちろん死別した方の中にも、離婚したのと同じようなものだからと思っている方もいるでしょう。しかし、配偶者を死別として失った人々の多くは心に深い傷を負っています。

死別というのは、やはり離別よりもずっと不条理なものです。穏やかな日々や愛する人を突然奪われる恐怖や苦しみは想像できないほどに辛いものです。

離別の場合も揉めるときは揉めますが、少なくともお互いに生きていて話し合うことはできますし、きちんと決着をつけることができます。しかし、死別はただ奪われるだけなのです。

病気なら覚悟はできているかもしれませんが、事故や事件となったときは覚悟がない分受ける衝撃も少なくありません。
一生立ち直れない人もいますし、そうなってしまっても仕方がない程に辛いことなのです。

配偶者と死別した方との再婚を考えるなら、かなり覚悟を決めてかからなくては後悔します。

この先一生死んだ人や思い出に勝つことはできない、それでも側に居たいと思える位の覚悟がないと現実問題ともに歩んでいくのは厳しいでしょう。

中途半端な覚悟で再婚すれば、あなたが後悔するだけでなく、相手をもう一度打ちのめすことにもなりかねません。死別と離別は全く別のものなのだという意識を持って、再婚に向き合うようにしましょう。

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忘れなくていいけれど、過去と現在を比べない

配偶者と死別してしまっても、新たに好きになることが出来る人に出会えたらもちろん再婚という選択肢が出てくることと思います。とはいえ、過去の配偶者のことを無理やり忘れてしまうことはありません。

もし再婚相手が忘れろと強要してくるようであれば、少し結婚までに時間を置いた方が良いでしょう。なぜなら、忘れろといわれて忘れられる程、人の心は簡単ではないからです。

また忘れてしまえと言える人は、死別が配偶者に与える苦しみや悲しみを軽視している傾向にありますから、この後の生活でも何かと衝突することになるでしょう。

お互いがお互いの苦しみを理解できるように努力しなければ、死別からの再婚は難しいです。

死別でパートナーを失ってから再婚するとき気を付けなくてはならないのは、忘れる必要なないけれども過去の配偶者と新しい配偶者を比べてはいけないということです。

「昔の妻はこんなこともしてくれたのに」「前の夫ならこうじゃなかった」などは絶対に禁句です。

もちろん聖人君子のような人間ばかりではなですから、過去とどうしても比較してしまうこともあるでしょう。しかし、それを態度に出す、また言葉で伝えるのは再婚相手に対するマナー違反です。

思い出や失った人は、長い時の中で美化されていきます。美化され、完結してしまったものたちに勝てる人などいません。

人間は不完全で生きている限り矛盾をはらんだ行動をしてしまう時だってあるからです。亡くなってしまった以上、生きている人とどちらが良かったなどと比べることはもうできないのです。

配偶者と死別することは非常に辛いことです。しかし、過去に目を向けて、現在目の前にある大切なものを失ってしまっては、本末転倒です。自分の気持に整理を付けて、しっかり生きている人と向き合っていきましょう。

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子供がいるときは子供のケアを最優先に

死別から再婚まで、どれくらいの期間があったのかはケースバイケースでしょう。すぐに運命的に再婚相手に出会うことができて再婚できるケースもあれば、長い時を経て心の傷が癒えた時近くにある癒しに気が付いて再婚というケースもあります。

どちらが良くてどちらが悪いということはありません。結婚にはタイミングも大きくかかわってくるからです。

ただ、子供がいるときは再婚よりもまずは子供のケアを一番に考えましょう。もちろん配偶者であるあなたも傷ついているでしょうが、死というものが漠然としかわからない子供にとっては急に大好きな親がいなくなってしまうという経験は人生観を揺るがせる大事件です。

もしかしたら数年単位、数十年単位で親を失った傷から立ち直れないかもしれません。子供は非常に繊細で、大人が思うよりも色々なことを考えています。

まずは一番に子供に向き合ってあげてください。子どもの傷を癒すことは、自分の傷を治すことにもつながります。子どもの年齢にもよりますが死別からの再婚は、子供を二重に傷つけることにもなりかねません。

再婚相手にもその旨を伝え、時間をかけて癒すことを最優先して接するようにしましょう。焦らずにしっかり親子関係を作っていくことで、結果的には再婚相手を受け入れる土壌を作っていることにもなります。

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