そもそもモラハラって何?
モラハラとはいわゆる『モラルハラスメント』の略称です。モラルハラスメントという言葉は、精神的な暴力や嫌がらせを指す言葉です。
芸能人の高橋ジョージ・三船美佳夫妻の離婚原因として、とても注目されていますよね。
実はこのモラハラ、近年重大な離婚理由の一因となっているのです。平成23年度の司法統計では婚姻関係で揉めている夫婦の内モラハラに関する訴えとして、妻からの申し立ては約25%という高い数値が記録されています。
それでは、モラハラ夫の性格に見られる特徴をご紹介いたします。
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モラハラ夫の特徴とは?簡単チェック!
- 夫は外では優しいが、家に帰ると豹変して冷たく扱かわれる。
- 付き合い始めたころは人並み以上に優しい人だった。
- 結婚・出産・妊娠などをきっかけに性格が急変して厳しくなった。
- 「お前が間違っている」というような否定的な言葉をよく口にする。
- 自分に非があっても、俺は絶対に悪くないという態度を崩さない。
- 妻の注意やアドバイスを受けると激昂して、絶対に受け入れない。
これらはモラハラ夫によく見られる特徴です。
家庭内で配偶者の人権を無視して、精神をいたぶり配偶者が逃げる気すらなくすほど追いつめていくのが彼らの典型的なやり方です。精神的な暴力はDVのように表面化しにくいところが非常に厄介です。
また実際にモラハラを受けている被害者も、まさか自分がモラハラを受けているとは考えていない人が多いです。彼らは巧みに言葉や態度で他人を攻めたてます。
『夫が怒るのは自分が悪いからだ…。』
被害者である妻は、モラハラ夫にこのように思い込まされる傾向があります。モラハラ夫の多くは異常に外面が良く、歪んだ自己愛を持っています。また目には見えない精神ないやがらせだからこそ、他人にばれにくく長く続きがちです。弱いものを狙う、非常に悪質な行為・モラハラ。
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モラハラ夫の二面性
高いプライドを持ち、自分の優位を保つために妻を苛め抜くモラハラ夫。まずこんな嫌な奴なら他人から嫌われるだろうし、すぐに周囲の人が助けてくれるのでは?と思われた方もいらっしゃるでしょう。
しかし、モラルハラスメント夫に共通する特徴として『非常に外面が良い』ということが挙げられます。彼らは世間の評価を病的なほどに気に掛けます。そのため、対外的には妻にやさしい完璧な夫を演じ切るのです。
ですから、モラハラにあっている妻は周囲の人々に助けを求めても話を聞いてもらえないことがあります。周囲の人からしたらモラハラ夫が作り上げた完璧な外向けイメージと、家の中での陰湿ないじめがあまりにも結び付かないのです。
モラハラ男のターゲットは、あくまで自分が好きにできる相手のみなのです。話を聞いてもわかってもらえない妻はだんだんと外へ訴える気をなくしていきます。多くの特徴があるモラハラ夫ですが、妻の言うことを絶対に認めないというのは鉄則です。
彼らからしたら格下の妻に何かを教えられたり、求められたりすることはもってのほかなのです。普通の夫婦が築き上げる信頼なんて言葉は彼らの辞書にありません。
また自分と他人を比較し、他人の幸せを妬む傾向があります。
とにかく他人が自分より幸せになることは許せず、それどころかちょっとした幸せにすら嫉妬と苛立ちを感じます。負けず嫌いな人も多いので、周囲に自分が負けているという事実をどうしても認めることができないのです。
その時、モラハラ夫が抱えたストレスの矛先はどこへ向くのか?彼らはそうした不満を家に帰ってから妻にぶつけるのです。本当に最低ですよね…。
モラハラ夫は意味もなく怒鳴ったり、逆に無視したり、どうしてこんなこともできないんだと妻をバカにするようなことを繰り返し発言します。とにかく外ではニコニコ優しくし、家に帰った瞬間から妻の人権を無視し、人格攻撃を始めます。
モラハラ男の多くは、こうした外と内の二面性を上手く使い分けているのです。
モラハラ夫をもつ妻の被害者意識
モラルハラスメントは精神攻撃が主であることもあり、妻の人格を否定して、妻が悪いんだと思い込ませていることが多いので、なかなか被害者意識が芽生えにくいのが特徴です。
このように考えることはありませんか?
- 何をしても怒られるので、怒られないように顔色を窺うようになった
- 夫は非常にやさしいときもあり、本当は優しい人なんだと思う
- 日々の暮らしの中で、自分が悪いんだと思うことが多い
先ほど述べたモラハラ夫の特徴にいくつかあてはっまた方で、この思考に当てはまっている場合は危険信号です。自分の人生を守るためにも、最悪の場合は『離婚』という、夫との別れも検討しなくてはいけません。
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