そもそも妊娠中はイライラしやすい
妊娠前後、女性はホルモンバランスが乱れる人が多いと言われています。
しかし、妊娠のときの体調や精神の変化というのは、生理痛と同じで女性によって全く違うのでなかなか同性同士でも共有できないことがありますよね。
自分だけがおかしいのかな、なんで私だけイライラしてしまうのかな?と心配になってしまう方もいらっしゃるでしょう。あまり心配せずにまずは気楽に構えましょう。
夫に対してイライラしてしまっても、ホルモンバランスが乱れているからなのだと思えば自己嫌悪も少しはまぎれます。
また夫にも、妊娠前後は精神的に落ち着かないかもしれないことを事前に伝えておくとよいでしょう。
何も知らずにイライラされると、夫も訳が分からずつられて精神的に不安定になってしまうことがあるからです。
まずは二人で妊娠中は心も体も大変なものなのだということを今一度確認しておきましょう。
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イライラしたらどうすればいいの?
1. 胎教に良い音楽をかける
胎教に良い音楽=ママの心を安らげる音楽です。筆者自身、妊娠前までは、あまりクラシックを聞くことはありませんでしたが、胎教に良いと薦められて聞き出したモーツァルトなどを聞くと自然と心のトゲトゲが消え去っていくような気がしました。それからは、「ちょっと心が曇っているな。何だかイライラしそう…。」と感じたら、ベッドやソファに横になり、目を閉じて、モーツァルトやヨガの音楽などをかけていました。
2 妊婦さん用の雑誌を読む
筆者が妊娠中のとき、突然、不安な気持ちが襲ってきたり、大きなお腹がストレスに感じたら、妊婦さん用の雑誌を読んで、読者の体験談を読んでいました。妊娠中は、お腹にいるまだ見ぬ赤ちゃんのことで不安になったり、ストレスを感じるママさんも多いと思います。それは、筆者は他のママさんも体験したこと!愛情が大きければ大きいほど、不安も大きいのだと思います。
筆者の場合は、妊婦さん用の雑誌に載っている、他の人たちの体験談や幸せそうな写真などを見て、ネガティブな気持ちを追い払いました。体験談などを読んだ後は、「私も絶対大丈夫!」と思えて頑張れました。
(出典:一人でいても簡単にできる妊娠中の2つのイライラ対策! | nanapi [ナナピ])
このような妊娠中のイライラ対策もあります。上記に限らず気分転換は大事ですね。
友達のママさんへ愚痴を聞いてもらうだけでも、気分が楽になりイライラ解消にもなりますよ。
自分なりの方法で気分転換することがイライラ軽減に繋がると思います。
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当たり前ですが、旦那は妊娠・出産ができない
現在、男性は妊娠・出産することができません。夫がどんなに妻と変わってあげたいと思ったところで、やはり妊娠・出産は女性にしかできない大役なのです。
当たり前のことを言うなと思われるでしょうが、これこそが妊娠中の妻をイライラさせる男性側の気の利かなさの原因の大半です。
考えてみれば男性というのは生理すら体感することができないのです。
生理痛ですら辛い人は辛いのに、それ以上に大変と言われる妊娠・出産の大変さを男性に察してくれと言ったところで土台無理な話です。
実際問題、女性でも妊娠・出産の大変さを実際自分が体感するまで理解してなかったという人も多いでしょう。
男は妊娠も出産もすることがないのだという事実は、あなたの夫へのイライラを少し和らげてくれます。相手へ望むことのハードルを上げ過ぎてはいませんか?
言わなくてもわかってほしいというのは、思う側のわがままです。まず男性にはよくわからないよね!と思うところまでハードルを下げましょう。
また身体が大変だからといって夫に「これしてよ!」と命令するのではなく、「こういうわけでとても動きにくいから、してもらえないかな?」とお願いする形にしましょう。
妻側も夫が妊娠への理解を深めてくれるように気を使って話すようにしましょう。こうすることで、自分自身のイライラも収まってきます。
男は女を理解できないという認識は大切なことです。わかってよ!という考え方をすると、周囲も自分も苦しくなります。夫にはきっと妻の妊娠はわからないことだらけです。
それで夫を責めるのではなく、妻の側からも少し歩み寄って二人で一緒に父や母となる実感を共感していけるようにするのも夫婦として大切なことです。
自分も相手も責めない事
ホルモンバランスの乱れというのは思った以上に心に影響を与えます。意味もなく夫にむかついたり、嫌いだと思ってしまったりして、後で自分を責める方もいらっしゃるでしょう。
ただ妊娠中一番に考えなければならないのは、あなたのお腹にいる子供の事です。イライラしたり自分を責めたりしてばかりいると、お腹の子供にもその不安は伝わってしまいます。
母親がリラックスして過ごすことは胎教にも良いとされていますし、落ち着いて日々が過ごせるように全力を注ぎましょう。
気が利かない夫にはなるべく『○○だから××して』と口頭で伝えて動いてもらうようにします。大抵の男性ははっきりとした指示をもらえたら、反発せずに手伝ってくれるものです。
辛いときは辛いと言い、身体が疲れている時は素直にその旨を伝えるようにしましょう。言わなくてもわかってくれるという考え方を捨て、二人で協力しあえる道を模索していくのです。
相手を責めたり自分を責めたりすることは、なにもメリットを生み出しません。
発想を転換して子供のため、自分のため、そして夫のためになることを考えるようにすると、張りつめた気持ちもちょっぴり楽になりますよ。