結婚してしばらく経ってから、セックスレスに陥ってしまう夫婦は、今や珍しい存在ではなくなりました。
徐々にセックスレスになる夫婦もいれば、突然パートナーと関係を持つ機会がなくなってしまったという夫婦もいます。
しかし、非常にデリケートな問題ですから、セックスレスはを他人に公言することもなかなか難しいもの。
ですから、心の中で「もう限界!」となり、パートナーとの離婚を考えるようになっても、そこからどう離婚にもっていけばいいのか見当もつかないという方もいるようです。
セックスレスは、離婚の原因として認められるのでしょうか?
- セックスレスは、立派な離婚原因に!
- 倦怠期を乗り越えるためにしたい事
- 心当たりのないセックスレスは、浮気が原因のこともある
- セックスレスの原因がわからない人は、思いきって相手に聞いてみよう
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セックスレスは、立派な離婚原因に!
ずばり、セックスレスは離婚の原因として認められます。
ただし、その理由によっては、難しいケースもあるかもしれませんので、離婚を考えている方はまず弁護士に相談することをおすすめします。
◆ 妻側の原因
ちなみに、妻側の意志でセックスレスになる夫婦の場合、「妊娠・出産を経て育児中だから、そんな暇がない」「出産で崩れた体を見られたくない」というケースが多いようです。
妊娠や出産が、セックスレスの原因になることもあるのです。
また、結婚してだいぶ経った夫婦の場合には「夫に興味がなくなってきた」という理由をあげる女性もいるようです。
◆ 夫側の原因
夫側も「仕事で疲れている」「結婚して妻が太って体型が変わった。」「結婚して、いつでもできると思ったら自然と回数が減っていってしまった」という理由でセックスレスになる場合もあります。
妻のカラダに魅力を感じなくなり、欲情しなくなったの原因。
コミュニケーション不足がセックスレスの原因であれば、会話を増やすことでセックスレスを解消して、離婚を回避することもできるかもしれません。
しかし、セックスレスが離婚の原因になるケースは、上記のものだけではないのです。
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心当たりのないセックスレスは、浮気が原因のこともある
「浮気」がきっかけで、セックスレスとなる夫婦は驚くほど多いものです。夫婦のどちらかが浮気をしていると、自然とセックスの回数が減っていくものです。
心当たりがないのにセックスを拒否されている、急にパートナーの態度がよそよそしくなった。
おかしいな?と思っていたら、実は不倫されていたというケースは後を絶ちません。
また、夫婦のどちらかが何らかの理由でセックスを拒否している場合、それが引き金となり、拒否された側の人が浮気に走ってしまうケースもあります。
夜、ベッドを共にしようとしても「疲れているから」「寝たい」と拒否されてしまう。
これは、拒否している側はそうとは気付かないかもしれませんが、拒否されている側は非常にプライドを傷付けられます。
「自分だって愛されたい」「自分に魅力がないのか確かめたい」と思わせてしまい、浮気させてしまう原因になるかもしれないのです。
また、妻が夫の誘いを断り続けた結果、夫が風俗店に通うようになってしまった夫婦も実在します。
夫の側からすると「妻が悪い」「妻が無理なら、外で処理するしかない」という気持ちがあるのかもしれませんが、男性側がいくらその旨を主張したとしても、風俗店を利用するのは不貞行為に当たります。
セックスレスだったとしても、不貞行為が認められるわけではありません。
セックスレスの原因がわからない人は、思いきって相手に聞いてみよう
セックスレスになる理由はさまざまです。デリケートな問題であるだけに、扱いが難しいともいえるのです。
「私はそんなにしたくないのに、夫がしつこく求めてくる」「セックスの相性が悪いので、できるだけしたくない」という、性の不一致がセックスレスの原因になることもあります。
また、相手のプライドを傷付けるようなことを言ってしまった場合には、「そんなことを言う人と体の関係を持ちたくない!」と関係がこじれてしまうこともあるでしょう。
ただし、どうしても理由がわからない・思い当たらないという場合には、思いきってその原因を直接尋ねてみて、夫婦で話し合う場を設けてみることも大事です。
そして、そこで言われたことは真摯に受け止めましょう。
また、他の人に相談するのが恥ずかしいことかもしれませんが、ひとりで抱え込まずにいるもの大切です。信頼できる人や専門家に相談してみましょう。